内視鏡検査の費用は。目安として3割負担の場合、診察料込みで胃内視鏡(胃カメラ)では4000円程度です。
大腸内視鏡検査(大腸カメラ)の場合は同様に5000円後半程度です。
大腸内視鏡検査の場合は事前の診察料が別に1160円程度かかります。
大腸ポリープ切除術を行った場合は3割で20000円程度~30000万円前後まで。
全て手術保険給付の対象となります。
給付額については保険会社にお問い合わせをお願いします。
また、注意が必要なクリニックについても詳細に述べていきます。
まず内視鏡検査とはなにか
内視鏡とは読んだままですが、中(内)を視るということです。
内視鏡検査でも当院は消化器内視鏡を専門とする内視鏡科、消化器内科ですから、
この場合の内視鏡検査とは胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)と大腸内視鏡検査のこと
です。
胃カメラは口の中からのど、食道、胃、十二指腸を観察していきます。
大腸の場合は虫垂孔から肛門までを観察します。
ここで要注意クリニック!
大腸内視鏡検査で一番奥は虫垂孔です。ここを必ず写真で確認して下さい。
虫垂孔はこちら
最後まで見ていますよという証拠の写真になります。
ここを見せられない医者は信用しない方がいいですよ。
上行結腸の途中まで、それどころか横行結腸までしか見ていないような医者まで
いますから注意が必要ですよ。医者のレベルはそれこそ段違いなんですよ。
使用機器について
当院はオリンパス社製の最新機器を使っています。EVIS X1というやつです。
内視鏡も最新機器で1500シリーズを揃えています。
慈恵医大のデータでは腫瘍発見率がそれまでの機器に比べて少し上昇しましたね。
ここで要注意クリニック!
内視鏡の機器に関して「最新のものを揃えています」、と大々的に書いているクリニックが有ります。
おいおい、と思いませんか。
誰でも金さえ出せば買えるんですよ。そんなことを自慢するクリニックって。
そんな内視鏡クリニックはそもそも信用しない方がいいでしょうね。
他に出さなきゃいけないデータあるだろ、と言いたくもなりますよね。
内視鏡検査、生検、ポリープ切除術の費用
内視鏡検査は大きく観察のみの内視鏡検査、組織検査を行う生検、そして
手術であるポリープ切除術が有ります。
では順にみていきましょう。
内視鏡下生検法:これは内視鏡を用いて組織を採取することです。採取した組織を
顕微鏡で見て診断します。これを病理診断といいます。
初診で受診して3割負担で大体1万円程度。
大腸ポリープ切除術:大腸内視鏡検査の時にポリープを発見し切除する方法です。
3割負担で28000円程度。
これには手術保険が適応となります。ご自身の入っている保険をチェックしてみてくださいね。
大体払うより受け取る方が多いようですよ。
当院では採血はこの手術料金に含まれますので、追加で採血料が必要になることは有りません。
ここで要注意クリニック!
胃の組織検査で胃底腺ポリープというのを生検するクリニックはそもそも信用できませんね。
内視鏡検査の結果を聞くときに病理結果も一緒に見せてもらうといいですよ。
その時に胃底腺ポリープと記載が有れば(fundic gland polypでも同じです)内視鏡画像を確認して、真っ赤なポリープでなければ不要な生検ということになります。
その時はどうして生検したか、不要だったはずだと問い詰めてくださいね。
この内視鏡市場から粗悪な内視鏡意を駆逐しましょう。
大腸ポリープ切除術の場合は病理結果に過形成ポリープと書いていれば
不要な切除だった可能性が高い。こういう内視鏡医は金のために内視鏡を
行っています。奇麗なHPと高い口コミが特徴です。
当クリニックの紹介
各内視鏡検査の費用について書いて参りましたが、当院の他ではない特徴を少し書いておきます。
まず、内視鏡検査を行う医者は全員高度の内視鏡専門家であることです。
僕以外では慈恵医大内視鏡部、慶應大学の内視鏡手術専門の部門からそれぞれ来ています。
通常のクリニックには一般病院の消化器内科医などが来て内視鏡を行っていたりします。
当院では外科医や家庭医、救急医などという内視鏡を少しかじった程度の医者は居ないのです。こういう医者が院長だったりしますから注意が必要ですよ。
内視鏡学会の専門医、指導医は書類だけでなれるのです。
安全性についてです。
手術の回復室には看護師が常駐し見守っています。
さらに、術後72時間はいつでも何かあった時に医師と話をして相談することが可能です。
こだわりは病理診断も同様です。
当院の病理診断は慈恵医大病理部教授 鷹橋先生に担当して頂いております。
腫瘍発見率が高いのも当院の特徴ですが、これは専門家としては当然です。
高いから専門家なのです。
最新の医療機器などという誰でもできることは書きません。
誰にもマネできない細部にまでこだわるからこそ専門家といえるのではないでしょうか。
最近の奇麗なホームページと高評価の口コミのクリニックを見ると同じ事が延々と記載されています。
日曜祝日、土曜日午後もやってます。女性医師がいます。24時間予約を受け付けています。最新の機械です。鎮静剤を使って楽にできます。
そんなことは誰にでもできることです。
何の特徴も得意もないからこういう誰でもできることを書くのです。
最後に
内視鏡について、その費用について、記載いたしました。
注意が必要な内視鏡クリニックについても書きましたので参照ください。
しっかりとチェックすればそのクリニックの実力は分かるものです。
皆様のお役に立てれば幸いです。
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