スペシャリストはどこに

皆さんはスペシャリスト(専門家)を探すのにどこで探してどこを見て判断しますか。

 

学会の専門医は専門家でしょうか。

学会の指導医はスペシャリストでしょうか。

 

消化器内視鏡学会3万人以上の中で、専門医は18000人程度、指導医は6000人余り居ます。

 

これで専門家と言えるでしょうか。

専門家がどこにいるのか、実は非常に分かりにくいですね。

これは専門家でなければ医者にもなかなか分かりにくいものなんです。

 

では、どこを見れば良いのでしょうか。

まずチェックするのは大腸内視鏡検査の腫瘍発見率を必ず確認してください。

​最近はHPが非常に綺麗でみんなが専門医だと書いています。

みんな、丁寧に専門医が検査します、苦痛のない検査を行います、と書いていますが、

数字は嘘をつきません。40%程度と書いている内視鏡医の検査は受けるだけ無駄です。

見逃しているからです。次回は数年後と言われますが、見逃しているので病変は

成長しっぱなしです。この程度の医者には見えない腫瘍があるのです。

次に重要なのは、やはりどこでどの様に研鑽してきたかという部分です。

どこで、というのは客観的に記載を見れば分かります。履歴に書いています。

専門的な施設で一定程度長い時間所属していないと、ころころ変わるようでは

信用できませんね。

 

そして、その施設が本当に専門的な施設なのかどうかが重要ですね。

これを判断するのに目安となるのはやはり数という事になります。

数多く行っている所はそれに関しては専門的に行っていると考えられますね。

では、どう判断するのでしょうか。

 

これは確実な判断が非常に難しいですが、やはり後進の指導を行う指導的立場に

いたかどうかという事になるでしょう。

役職がどうだったかということです。少し所属して頂けというのは

あまり意味が有りません。

これらから総合的に判断するという事になりますね。

綺麗なホームページに騙されることなく、内容をしっかりチェックすることが

被害にあわないために重要です。​

また、学会の役職に学会評議員というものが有ります。

この評議員になると数が極端に減り、全国3万人以上の内視鏡学会会員のうち700人程度です。

さらに、社団評議員は全国で300人程度しか居ません。

私は学会評議員を兼ねた社団評議員です。

専門的な知識は相当程度保証できると思いますが、しかし社団評議員だからと言って、

あくまでも技術を保証するものではないのです。