スペシャリストはどこに

皆さんはスペシャリスト(専門家)を探すのにどこで探してどこを見て判断しますか。

 

学会の専門医は専門家でしょうか。

学会の指導医はスペシャリストでしょうか。

 

消化器内視鏡学会3万人以上の中で、専門医は18000人程度、指導医は6000人余り居ます。

 

これで専門家と言えるでしょうか。

専門家がどこに居るのか簡単に見分ける方法を示します。

まず、経歴で大学病院を始めとする大病院で内視鏡を長年行ってきたかどうか。

これは最低条件です。

大病院の医者が必ずしも専門家とは限りませんが、専門家は必ずこの過程を経て

育成されます。

中小病院で長年内視鏡を行って高度の専門家になるのは不可能なのです。

中小病院は医者は数多くいませんから誰からも批判評価されません。

そこで長年居ると自己満足、自己流になるしかないのです。

次に医者が持っている数字をチェックしてください。

これは大腸腫瘍発見率、大腸内視鏡検査成功率、などです。

腫瘍発見率はポリープ切除術でも概ね大丈夫です。

ポリープ切除術÷大腸内視鏡検査件数、これが50%以下の医者の検査は

受けるだけ損をします。

腫瘍発見率は嘘をつきません。

最近はHPを綺麗に作って内視鏡専門であるかのように宣伝しているクリニックが

乱立しています。しかし、少しちゃんと見れば彼らの正体は直ぐに見抜けます。

詳しくはこちら! 「危険!警告!内視鏡検査専門クリニックの正体」

また、下剤を飲まない大腸内視鏡検査を宣伝しているところもあります。

その危険性についてはこちら 「危険!警告!下剤を飲まない大腸内視鏡検査」

綺麗なホームページに騙されることなく、内容をしっかりチェックすることが

被害にあわないために重要です。​

内視鏡検査は質が低くとも患者さんには分かりません。

しかし、少しチェックするだけでその医者が専門家かどうか直ぐに分かります。

​見逃しは死亡に直結します。

また、学会の役職に学会評議員というものが有ります。

この評議員になると数が極端に減り、全国3万人以上の内視鏡学会会員のうち700人程度です。

さらに、社団評議員は全国で300人程度しか居ません。

私は学会評議員を兼ねた社団評議員です。

専門的な知識は相当程度保証できると思いますが、しかし社団評議員だからと言って、

あくまでも技術を保証するものではないのです。