レディースデー
当院では内視鏡検査を受ける方が女性のみの検査日を設けています。
待合室や診察室からは見えない内視鏡室のみが女性限定になっています。
毎週火曜日がレディースデーですのでよろしくお願い致します。
例外的に緊急枠を朝一番で一枠男性のために用意しておりますのでよろしくお願いいたします。
大腸内視鏡には大腸を奇麗にするという工程が欠かせません。
大量の下剤を飲んでいただき、何回もトイレに行っておなかの中を空っぽにして、奇麗にしていただきます。
一般的には男女が同じ部屋で下剤を飲み、トイレに行くという状況です。個室が有るところも有りますが、個室は狭いしトイレに行く途中で男性と鉢合わせなどという事も有ります。
当院のレディースデーでの大腸内視鏡は、広い部屋で多くとも2人。
殆どの場合は1人の女性のみに下剤を服用して頂きます。

こちらで下剤を飲んでいただきます。
男性の目を気にすることなく検査着を着たままリラックスしたり、大腸の下剤を服用して頂くことが出来ます。
麻酔から覚めて着替えに行く間に男性と鉢合わせするなどということもありません。
質の高い内視鏡とは技術力、診断力だけではなく、皆さんに安心してリラックスして受けて頂く環境を含めた内視鏡の質と考えています。
大腸内視鏡において大腸を奇麗にする、この工程は本当に重要です。
奇麗な大腸をくまなく観察することで見逃しが少なくできます。それが腫瘍発見率の向上になるのです。
ここを疎かにする内視鏡医を信用しないでください。
「少しくらい奇麗になってなくても検査が出来ますよ」
という内視鏡医を信用するべきでは有りません。
奇麗な大腸ではなくても検査が出来るというのは、微細な変化を観察することが出来ない、診断力の劣った医師のいう言葉です。
そういう医師が高い腫瘍発見率を達成することは不可能です。
安心してリラックスして自分のペースで、男性の目を気にすることなく下剤を服用できる。それが内視鏡の質に繋がります。
大腸を奇麗にするのも検査の質なのです。

ロッカーも勿論女性のみです。

リカバリーも当然女性のみです。