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  • 院長

逆流性食道炎について

更新日:2021年1月7日

まずは食道の病気からお腹じゃないというのは置いて下さい。

逆流性食道炎は激増しています。

体格が良くなったのも一因と言われています。

​また、同じく食事が高カロリーになったのも有るでしょう。

症状は様々ですが、胸やけ、飲み込みにくい、喉がつかえる、酸っぱい、など

治療は制酸剤を用います。胃酸が逆流して食道を傷付ける為に起きていますから、胃酸を抑えるというわけです。

概ね2か月の内服で状態が落ち着きます。

その後は内服量を減らして継続する、症状があるときに内服する、治療を終了するという風に分かれていきます。

食道炎の状態と症状を見ながら選択していきます。

なお、この病気は内視鏡所見と症状がぴったり一致しないことが多いのです。

これはひどいと思ってもご本人は案外何でもないとか、その逆もあります。

さらにいえば、内視鏡(胃カメラ)で所見がないNERDというのが有りますが、それは症状が頑固でなかなか取れにくいというのもあります。

それは酸逆流ではないからです。

胃酸を抑える薬を内服しても効果がない、そういう方がたくさんおられます。

勿論そういう方にあった治療も行うわけです。

専門的な治療が必要になりますので、胃腸科、消化器内科、内視鏡科、にご相談ください。​


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