胃カメラは20代で受けると良い理由:一生のスケジュールが分かります
- 院長
- 8月3日
- 読了時間: 2分
更新日:8月4日
「胃カメラって何歳で初めて受ければいいの?」
「胃カメラはいつ受ければいいの?」
「胃カメラって何歳で受ければいいの?」

当院では20代で一度受けて下さい、と勧めています。
その理由は?
胃がんのハイリスクはピロリ菌感染です。
ピロリ菌感染→萎縮性胃炎→発がん
となります
ピロリ菌感染が分かれば除菌治療を行います。
除菌に成功した場合どうなるのか
ここからが問題です。
40歳くらいまで萎縮性胃炎が良くなっていきます。
とすると、20代で除菌に成功した場合
10年以上期間が有ります。
ここが最重要ポイントです。
10年以上の期間をかけて萎縮性胃炎が軽快していくと
殆ど萎縮がなくなります。
萎縮がなくなると発がん率もぐっと低くなります。
除菌成功→萎縮性胃炎軽快→発がん率低下
ところが30代後半で除菌をしても数年しかありません。
そうすると発がんリスクが比較的高いまま一生を過ごすことになります
勿論除菌によって発がん率が下がりますが
発がん率は萎縮の程度が進むほど高くなります
萎縮の程度が軽くなれば発がん率も下がります
もうお分かりですね
20代で除菌成功→萎縮性胃炎軽快→発がん率低下
これによって一生の発がん率がさがり、胃がんになる可能性が
低い人生となります
当院での経過観察法
萎縮性胃炎は
C1,2,3 O1,2,3
と進んでいきます。
C1は3年毎、C2は2年毎、C3以上は毎年内視鏡検査を勧めています
萎縮性胃炎の診断は難しい場合が有るのです
当たり前の話ですが萎縮の診断も難しい例が少なからずあります
萎縮性胃炎の診断間違いは非常に多いのです。
最近は内視鏡クリニックが乱立しています
外科医や家庭医、救急医などなど・・・
しっかりと経歴をチェックしてください
萎縮性胃炎の診断は間違いが非常に多いんです
東京都練馬区で内視鏡なら
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