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恐怖!警告!「内視鏡検査専門施設」の乱立

更新日:8月3日

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下剤を飲まない、少量の下剤で大腸内視鏡検査を行う

危険性についてはこちら

内視鏡専門施設の進行大腸がん見逃しについてはこちら

​(綺麗なホームページと口コミ高評価が危険という見本です)


さて、最近内視鏡専門施設が乱立しています。

どうしたんだという位増えています。

ざっと見ても都内ですら十数か所内視鏡クリニックがあります。

同じコンサルタント会社が絡み綺麗なHPを作り、ほぼ全てが満点という

口コミで高評価をし、膨大な情報を書き込んであたかも専門家であるかの

ように作りこんでいます。


綺麗なHPとグーグル口コミの高評価は信用しないことです。

グーグルの口コミだけが高評価なのも一つの特徴です。


内視鏡のプロが開業したのなら本当に歓迎すべきことです。

見逃しが少ない内視鏡検査を皆さんに受けて頂く事が出来るからです。


これから内視鏡を受ける、その医者が専門家かどうか簡単に

見分ける方法が有ります。


1. 消化器内科医、内視鏡医として大学病院や有名大病院で少なくとも15年、

  出来れば20年は内視鏡を行ってきたかどうか。

2. 医者の持つ数字、腫瘍発見率(50%以上)、大腸内視鏡成功率などを

  公開しているかどうか。

3. 鎮静剤にプロポフォールを使っていないか。


追加. 胃のポリープを生検しているかどうか



これらを見れば直ぐにその医者が専門家かどうか分かるのです。


1. 経歴チェック


最近の内視鏡専門施設を見てみると、その経歴は外科医、

救急医、一般内科医、家庭医などというのまで有ります。

最近は専門が細分化されていますので彼らが内視鏡を専門的に行う機会は

まず有りません。従って彼らは内視鏡を触ったことが有る程度のレベルと

いうことになります。これで「内視鏡専門」と書くのですからどうか

しています。


大学病院や大病院にいる医者が全員上手い訳では有りません。

しかし、本当の専門家はやはりこういう病院で長く所属して研鑽してきているのです。

大病院とはがんセンターや癌研、虎ノ門などの超有名病院のことです。

経歴にはそれらしく病院名を書きますが、上記以外の病院は無効です。


一般病院で長く内視鏡をやっていると自己流になる上に誰からも指摘されなくなります。

一般病院は辞められると困りますからスタッフも医者の技術については批判しない。

自己流になるしかない。これで超一流になれという方が無理です。


2. 医者の数字チェック


腺腫発見率(ADR)が非常に重要です。これが50%以上。

ポリープ切除術でも大体分かります。

ポリープ切除数÷大腸内視鏡検査数で出せばすぐに出ます。


ADRが50%以上、ポリープ切除率が60%以上の医者の検査を勧めます。 



彼らのやり口は次の通りです。

HPを綺麗に作りこむ。同じ業者に頼んでるのでしょうね。

24時間WEB予約と書いているところが多いですね。


そして、「内視鏡検査専門施設」か「日本トップレベル」かを選択。

最近では「癌研有明病院連携施設」などというものまで有ります。

これは癌研に紹介できるというだけでどこの施設でも可能です。

何の意味もありません。


これだけで何やら専門家がやってくれると勘違いしてくれますよね。

そして、自分で口コミを書いて評価を上げる。


普通口コミは1ヶ月に2個程度なのですが、新規に立ち上げて短期間で多数の

満点の評価が付いている。こういうクリニックは、クリニックで操作して

宣伝に使っています。


普通口コミは悪い時には書かれて、良い時には書かれないのが

普通なのです。ほぼ全員が5点などというのはそれだけで信用しない方が良いという

事です。彼らのHPには客観的な証拠が何一つありません。


そして、グーグルの口コミだけが高評価なのも特徴です。


さらにHP上では内視鏡に関する一般的な情報を大量に書き込む。


これらを見れば一般の方が専門家と勘違いし、口コミが良いので行ってみようと

思うのも無理は有りません。


料理店やホテルなど自分で評価を下せるところは人が評価します。

しかし、内視鏡は見逃されていても患者さんには分かりません。

だからこそ、このような行為を許すことが出来ないのです。


この様な行為は我々内視鏡を専門にやってきた人間に対する侮辱以外の

何物でもありません。


3. 更に彼らは鎮静剤にプロポフォールという薬剤を用います。


有名歌手や女子医大で死亡例が相次ぎご存じの方も多いでしょう。

これは麻酔科医なしで使うことが出来ない薬剤です。

大学病院や大病院で麻酔科医が側にいて内視鏡を行う時に使うものです。

クリニックレベルで使っていい薬剤では有りません。


プロポフォールの添付文書には

「本剤の使用に際しては,一般の全身麻酔剤と同様,麻酔開始より患者が完全に

覚醒するまで,麻酔技術に熟練した医師が,専任で患者の全身状態を注意深く

監視すること。」と書かれています。


麻酔技術に熟練した医師が専任で監視することです。


プロポフォールで眠らせてしまえば技術は関係なくなります。


この薬剤は深鎮静が効きやすいのです。だから死亡例が後を

絶たない。


慈恵医大内視鏡科は内視鏡の世界ではちょっと有名です。

癌研、聖路加、虎ノ門といった日本を代表する病院の内視鏡部長を

輩出していることからもお判りいただけると思います。

全員僕の同僚です。


僕が診療部長時代、内視鏡の事故で裁判になった例など、裁判所から

鑑定を依頼されることもありました。

今でも医療裁判例に関する監修を行っています。

色んな医療事故が集まってきます。


プロポフォールによる内視鏡の死亡事故は散発的に起きています。

そして、実際にそのような事故を起こしても同じ方法で開業している

医師も知っています。


最後に追加として胃のポリープを生検する医者です。

これは分かりやすいですね。

胃のポリープは基本放置です。(胃底腺ポリープのことです)

これを生検する、あるいは毎年やりましょう、という医者には

注意が必要です。


胃のポリープとは通常の胃粘膜と同じ色の数ミリから大きくても

10mm程度のポリープです。

生検しただけでクリニックの収入は倍になります。

生検も経過観察も不要です。


こういう医者の検査を受けた場合は直ぐに専門家の内視鏡を

受けなおさなければなりませんね。




更に言えば、週刊誌に名医として掲載されたと記事を張り付けているところも

有ります。これらは金さえ払えばだれでも名医として取り上げてくれるというものです。

僕の所にも週刊文春からテレビ局まで5万から200万までいろんな申し込みが有りますが、

全てお断りしています。

お金を払っただけで名医に成れてしまい、それを宣伝するのが彼らの

現実なのです。




僕が出来ることは真実を伝えることで皆さんに注意をして頂く事です。

どうかHPが綺麗だから、専門と書いているから、トップレベルと書いているからと

惑わされないでください。


内視鏡検査の見逃しは重大な結果に直結する、皆様の命を左右するものです。

だからこそ、慎重に選択して頂きたいのです。


しっかりとチェック比較して頂きたいと申し上げておきます。

どこで受けても同じだと考える方には何も申し上げる事は有りません。


ちゃんと見れば真実が必ず見えてきます。

被害にあわないために少し見れば分かりますのでチェックしてみてくださいね。

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