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  • 院長

内視鏡学会の提言ー検診を含めた内視鏡の再開を

内視鏡学会から新しい提言が出されました。5/29更新。

内視鏡検診を含む通常の内視鏡診療の再開を、と致しました。

その根拠として最近の感染症の動向、また、これまでに内視鏡診療を介した

内視鏡従事者及び被検者間の感染は世界的にも報告されていないことが

明らかにされました。

勿論感染症が消失した訳では有りませんので、細心の感染症対策を

継続して行っていく必要があります。

ただ、以前にも書きましたが、クリニックでの感染は患者さんから我々

医療者に感染する可能性が有りますが、患者さんへの感染はまず考え

られません。

緊急事態宣言中は症状の強い方、不安な方などを中心に内視鏡検査を行い、

結果かなりの数の進行がん、早期がんが見つかりました。

紹介先の癌研の後輩も驚くような数でした。

癌は待ってくれません、そして、致死率は100%です。

内視鏡の専門家として質の高い内視鏡を通して、癌を始めとするあらゆる

疾患から皆さんの命、健康を守ること、それが僕の使命です。

出来ることに全力で取り組み、使命を果たしていきたいと思っています。

前回のはこちら

#お知らせ

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はじめに 内視鏡検査の目的は何か。 これは、第一にはがんの発見です。 これにはがんに進展するポリープも勿論含まれます。 次にその他の病気となります。炎症などその他の病気ですね。 例えば潰瘍性大腸炎は一度診断が出来ればその後は血便などの臨床症状で ある程度判断することが可能です。 しかし、がんは一度なかったからといって数年後もないという保証は有りません。 そして、消化器がんもその他のがんと同様、早期

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