内視鏡学会からプロポフォールの注意喚起が出ました
プロポフォールについてはHPやブログでその危険性や違法性について発信してまいりました。
今回日本消化器内視鏡学会が改めて内視鏡における注意喚起を行いましたので皆様に紹介するとともに情報の共有をしたいと思い掲載いたします。
以下内視鏡学会の注意喚起です。
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消化器内視鏡診療におけるプロポフォールの不適切使用について ―注意喚起―
プロポフォールは・・・すなわち、⼈⼯呼吸管理が可能な環境で使⽤されることが求められます。
また、本学会が発行している「消化器内視鏡ハンドブック(改訂第3版)」においては、
「プロポフォールを使用した鎮静には内視鏡施行医とは別に、麻酔技術に習熟した医師が専任で鎮静管理を行うことが必要」
と明記しています。
日本消化器内視鏡学会の会員の皆様、そして、消化器内視鏡診療に携わられている医師、関係各位の皆様におかれましては、ガイドラインに従って適切に鎮静薬を管理・使用し、いかなる場合にも不適切な使⽤は行わないよう強く要請いたします。
2024年10月
一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
理事長 田中 信治
医療安全委員会担当理事 入澤 篤志
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僕が繰り返し書いてきた内容と同じ内容ですね。
すなわち、
プロポフォールを使用した鎮静には内視鏡施行医とは別に、麻酔技術に習熟した医師が専任で鎮静管理を行うことが必要
さらに
⼈⼯呼吸管理が可能な環境で使⽤されることが求められます
そして、
ガイドラインに従って適切に鎮静薬を管理・使用し、いかなる場合にも不適切な使⽤は行わないよう強く要請いたします。
と書いています。
本当にプロポフォールは死にます。
ちゃんと麻酔科医が専任で管理しないと怖いのです。
最後に理事長と担当理事の名前が有ります。
ちなみに担当理事の入澤君は昔からの学会の知り合いです。
その彼が母校に戻り教授となって担当理事になっています。
感慨深いですね。本当に若いときから一緒に仕事をしてきた仲です。
練馬区の内視鏡クリニックにもプロポフォールを使っているクリニックが有ります。
ホームページに力を入れているところです。
口コミも高評価です。
勿論人工呼吸器など用意する訳でもなく、勿論麻酔科医が常駐もしていません。
そこで平気でプロポフォールを使って内視鏡検査を行っています。
最近の内視鏡クリニックのビジネスモデルのようなクリニックです。
内視鏡学会の勧告を無視して内視鏡を行い続ける。
不法行為にもなる悪質な行為です。
麻酔薬にプロポフォールを使うかどうか確認してから内視鏡は
受けた方が良いですね。
本当に死にますよ。
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