石橋貴明さんの食道がんについて-顔が赤くなる方は要注意
- 院長
- 4月13日
- 読了時間: 4分
更新日:4月14日
タレントの石橋貴明さんが食道がんの治療を受けるとのことです。
誰が食道がんになるのか
まず、食道がんになりやすい人って誰?
という疑問です。
よく言われるのは酒、たばこですが、最近はもっとはっきりした
リスクが分かっています。
それは酒を飲んで顔が真っ赤になる人です。
フラッシャーが食道がんのハイリスクです
結婚式の披露宴などで会場を見ると顔が真っ赤になっている人
居ますよね。
その方がフラッシャーと言って食道がんのハイリスクグループです。
そして、このフラッシャーは遺伝します。
親子で食道がんになったりしますからあたかも食道がんが遺伝した
様に見えるのですが、
実際はフラッシャーが遺伝しています。
遺伝するフラッシャー
フラッシャーの方は親子のフラッシャーの有無を必ずチェックしましょう。
酒を飲むとリスクが上がります。
酒を飲むとリスクが上がります。

石橋貴明さんの食道がん
原因は勿論わかりませんが早期発見されたとのことです
食道がんの早期発見
食道がんの早期発見はどうすればいいのでしょうか。
胃がんや大腸がんは早期がんではほぼ無症状です。
進行がんですら症状が出にくい。
では、食道がんはどうでしょうか。
勿論無症状が多いのですが、胃がんや大腸がんよりは
まだ症状が出やすい。
食道の違和感、つかえる、しみるなどの症状が有れば迷わずに
内視鏡を受けてください。
食道がんの内視鏡治療
食道がんも内視鏡治療可能なガンは限られています。
胃がんも大腸がんも同じです。
早期がんの一部が内視鏡治療が可能ながんなのです。
早期がんだから内視鏡治療が可能な訳ではありません。
食道がんの早期がん
内視鏡治療できるということは早期がんに決まっています。
そして、内視鏡治療できるということは転移がないということです。
従って内視鏡治療が出来てちゃんと切除できれば再発も転移も
考えなくていいということになります。
食道がんの注意点
食道がんは治療後食道の別の場所に発がんすることが比較的
見られます。異時性の発がんが多いのです。
もともとリスキーな人に多いという背景もあると思いますが。
治療が終わっても経過観察が非常に重要ですね。
石橋さんも内視鏡治療可能ながんで治療を終えて早期に復帰できるといいですね。
食道がんーこんなクリニックには要注意!!
では、恒例こんなクリニックには要注意のコーナーです。
食道がんでの注意です。
まず、アルコールフラッシャーと食道がんの関連をそもそも知らない。
これは論外ですね。
当院ではこの有無によって経過観察の仕方を変えています。
食道ポリープの生検をする医者。
食道ポリープって何ですか、って話なんです。
診断名書けよって話です。
そして、特殊光で食道の観察をしていない医者。
食道がん、以前は進行がんしか見つけられませんでした。
これは所謂通常公での観察しか出来なかったからです。
今では特殊光の観察で内視鏡治療が可能な早期がんも
比較的簡単に見つかるようになりました。
それでも開業して内視鏡専門施設と書いているところや、
大病院での経験が15年以下の医者、
プロポフォールを使っているクリニック
さらには危険なプロポフォールを使って眠らせて楽に出来たと
思い込ませる医者。練馬区にも居ますから注意が必要ですよ。
綺麗なホームページと口コミ高評価が危険という典型ですよ。
早期発見が重要ながん。
十分な経験と技術、診断能力が必要です。
早期発見のために
早く検査を受けることが早期発見では有りません。
早期がんを発見できるところで受けることが重要です。
そして、そのような施設は限られているのです。
どこで受けても同じと考える人には何も言いません。
東京都練馬区で内視鏡なら
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