ピロリ菌と症状にはどのような関係が有るのでしょうか?
ピロリ菌と胃の症状・・・
これは・・・
殆ど無関係です
といいますのは胃の症状で来る方、
ピロリ菌感染、ピロリ菌未感染、ピロリ菌既感染、
どの群でも変わりなく症状の比率は変わりませんし、
ピロリ菌を除菌して成功しても全く症状は不変(9割の方)です。
1割の方は、いや、もう少し少ない程度の方は症状が軽快します。
良くなりました~、という方は1割弱です。
それ以外の大部分の方は不変です。
除菌後に、成功したと思いますか?と聞いたところで
殆どに方が、分かりません、答えます。
よく慢性胃炎の症状と書いていますが、それは慢性胃炎のない方、
除菌が終わっている方でも同様に症状は有るのです。
急性胃炎
例えば急性胃炎、これは何らかの原因が有り発症して症状が強いものです。
これは胃の中に出血していたり、びらん(小さな潰瘍)を作っていたりして
腹痛などの症状が強い状態です。
これに対しては症状に対する治療が行われます。
慢性胃炎の症状は
しかし、慢性胃炎の場合の症状は慢性胃炎がない方の症状と同じです。
「どうして胃の調子が悪いのですか?」
胃には異常が有りませんと伝えると、多くの方がこの質問をします。
胃は動いています、働いていますから、それが少し合わなくなると
強い症状が出ます。
胃の中が奇麗でも強い症状は出るのです。
それは胃が働いているからです。
美人だから働くとは限らない
見た目が奇麗でも働くかどうかは別問題。
人間も同じですよね?と話をします。
奇麗だからちゃんと働くとは限らない。
人間も胃も一緒なんです。
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