大腸内視鏡検査 漏らした どういうこと?
大腸内視鏡検査で漏らしたという言葉がキーワードとして多くの方に
検索されているようです。
今回はこの言葉について解説したいと思います。
大腸内視鏡検査で漏らしたとは、何を漏らすのでしょうか。
これは便を漏らしたということです。
まず、大腸内視鏡検査の手順を簡単に紹介します。
大腸内視鏡検査では大腸を詳細に観察しますので(最近は詳細に観察できない医者が
大量に内視鏡専門施設と称して開業している実態が有りますので注意してくださいね)、
大腸を奇麗にする必要が有ります。
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そのために大量の下剤を内服して、体内の便を全て吐き出す必要が有ります。
最低でも10回ほど排便をして頂く必要が有ります。
漏れるというのは本当なのか?
本当です。
といっても非常に稀に起きることです。
殆どの場合は自宅で内服して腸を奇麗にしてからご来院頂きます。
その時、十分に出さないで、途中で移動すると、便意が我慢できずに
漏れるということが有り得ます。
内服しているときは排便があり、内服を止めてもしばらくは排便が続きます。
水分を取りながら便意を見ていただくと、出きってしまえばもう出ません。
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対策は?
従って対策は、ちゃんと最後まで出す。
便意がなくなるまで出すと、出して見せてくださいと言っても
出ません。
内服は余裕をもって開始し、飲み終わって便意がなくなるまで
自宅で過ごしてください。
便意がなくなってから移動すれば途中で出ることは有りません。
漏れた場合どうすれば
万が一途中で漏れてしまったらそれは仕方が有りませんので
そのままご来院ください。洗濯など出来るだけの対応を致します。
どうしても途中が心配なら、院内で下剤の内服が出来ます。
ご心配ならそちらをご希望ください。
今回は大腸内視鏡検査の下剤が漏れてしまうことに対する
解説を致しました。
出し切ってしまえば心配ありません。
それでも心配なら院内で内服できます。
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