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​お腹が張る

​急にお腹が張ってしまった時

  • 暴飲暴食をしていないのにお腹が張っている

  • お腹の張り以外にも症状がある(吐き気・嘔吐・腹痛・便に血が混じっているなど)

  • 最近、急にお腹が出てきた

  • お腹が張って苦しい

お腹が張る原因

  • 腸管内にガス・便・液体が過剰にたまっている

  • 腸管の外に液体がたまっている(腹水など)

  • おなかの中の臓器に腫瘍がある

  • 肥満

  • 妊娠

  • ​何もないのにお腹が張っていると感じる

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お腹の張りがみられる状態や疾患例

  • 便秘

  • 炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)

  • 腸炎

  • 過敏性腸症候群

  • ポリープ

  • 大腸がん

  • 肥満症

  • 妊娠

  • 婦人科系疾患

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​◯便秘によるお腹の張り

お腹の張りでよくみられるのが便秘によるものです。排便の頻度は個人差がありますが、次に当てはまる場合は、便秘の可能性があります。

  • 3日以上、便通ががない

  • お腹の張り以外にも腹痛がある

 

便秘が続くと、腸の内容物の水分が奪われ硬くなり、排便時に肛門を傷つけたり、いきみが強くなりすぎることで痔の原因になることがあります。また便秘が長期にわたると、腸閉塞の原因になるので注意が必要です。

便秘薬で注意が必要なのは、市販薬のうち安全に内服できるのはマグネシウム製剤のみです。

市販薬の漢方薬、ある種のお茶、便通が良くなるサプリなどは危険な副作用が有りますので

​注意が必要です。

◯大腸の病気によるお腹の張り

大腸に何らかの病変があると、お腹が張ることがあります。お腹に張りがみられる腸の病気には、潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患や、細菌やウイルス感染による腸炎などがあります。

 

炎症性腸疾患では、腸管のひきつれによる狭窄を起こし、腸内の滞りが悪化することで、お腹の張りが起こります。また腸炎では胃腸にむくみが生じることで、お腹が膨らんだように感じることがあります。

​これらの疾患では血便や便通異常が見られるのが一般的です。

◯ポリープや大腸がんによるお腹の張り

ポリープや大腸がんなどの腸内にできものができると、お腹の張りがみられることがあります。できものが大きくなると、腸内で通過障害が起こり、便秘や下痢になったりするためです。

 

また腸の内容物が通過するときに、ポリープやがん細胞と擦れることで、排便時に出血がみられることもあります。お腹の張り以外にも下血などの症状がみられるときは、大腸カメラを行ったうえで診断します。大腸カメラで肛門からスコープを挿入し、腸の粘膜に病変がないかどうか観察します。

ただ、知っておいていただきたいのは、早期がんでは殆ど症状がなく、大腸ポリープも余程

​大きくならない限り症状は出ないということです。

◯肥満症によるお腹の張り

BMIが25以上かつ、以下のいずれかに当てはまる場合を肥満症といいます。

  • 腹囲が男性で85㎝以上、女性で90㎝以上

  • 2型糖尿病・脂質異常症などの健康障害を合併している

 

肥満には2つのタイプがあり、皮下に脂肪が蓄積するタイプと内臓の周りに脂肪が蓄積するタイプがあります。後者は内臓型肥満と呼ばれており、リンゴのようにお腹が張っている体型になります。肥満症は生活習慣病や動脈硬化症のリスクが高いため、減量を目的とした治療が必要です。

◯婦人科系疾患によるお腹の張り

お腹の張りは消化器以外にも女性特有の臓器以外の病気でもみられます。お腹の張りがみられやすくなる病気には、子宮筋腫・卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)・子宮がん・卵巣がんがあります。子宮や卵巣内に、良性または悪性の腫瘍ができるため、お腹の張りや痛みを感じるようになります。

 

また女性の場合、病気ではありませんが、生理前や更年期などホルモンバランスの変化により、お腹の張りがみられることがあります。

医療機関を受診する目安

いつもと異なるお腹の張りが続くときは、医療機関を受診しましょう。お腹の張り以外にも、腹痛・吐き気・嘔吐・下血などがみられるときは、早急に医師の診療を受けることが大切です。

 

お腹の張りは暴飲病食後など日常的な症状のひとつです。しかし、消化器や婦人科系の病気が原因によりお腹の張りが起きていることもあります。そのため、症状をそのまま放置するのではなく、早めに医療機関の診療を受けるようにしましょう。

 

また肥満症や妊娠によってお腹が張っている場合も、医療的な介入が必要なこともあります。内科や婦人科の医療機関を受診することをおすすめします。

 

東京都練馬区のかくたに内視鏡消化器内科クリニックでは、患者さまへの問診や検査を通して、お腹の張りに対する診療を行っています。

 

まず腹部CTが重要です。当院はあらゆる検査に対応可能です。

 

消化器の病気が疑われる場合は、大腸カメラ等を用いて、腸内の状態を観察したうえで診断をいたします。患者さまの苦痛に配慮した大腸カメラを行いますので、ぜひご相談ください。

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お腹が張る時の検査方法

お腹が張るという症状も非常に頻度の高いものです。

まず行うのは腹部CTです。超音波検査では見えにくい副腎や膵尾部、小腸や婦人科系もチェック可能です。

費用に対して非常に得られる情報が多く、お得な、コスパに優れる検査です。

ここで何かあった時には超音波検査で確認します。超音波検査は当院では全て院長により行われます。

超音波検査も出来ない消化器内科って信用できますか?

腹部CTは午後の早い時間までにご来院頂ければ当日結果を説明可能です。

内視鏡を緊急でやる必要があるのかどうかも判断できます。

当院では急ぎの検査、緊急の検査に対応するため完全予約制にはしておりません

腹部CT、MRIなども含めてあらゆる検査に対応可能です。

​お急ぎの方も安心して受診ください。

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