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ピロリ菌診断
ピロリ菌診断について
ピロリ菌診断もなかなかに分かりにくい点が有りましたね。
もう一度分かりやすく整理しておきます。
通常健診で陽性と指摘された場合は、今感染していることを証明する必要が有ります。
これには内視鏡検査を行ってピロリ菌による胃炎があることを示す必要が有ります。
ピロリ菌による胃炎とは萎縮性胃炎のことです。
萎縮性胃炎を認めた場合
通常はウレアーゼテストを行い現時点での感染をみます。
これで陽性なら即ち現時点で居ることになるので除菌の開始ですね。
次にウレアーゼテストが陰性の場合、
最終決着をつけるために呼気テストを行います。
呼気テストで陽性ならやはり除菌へと進みます。
萎縮性胃炎があるということはピロリ菌感染があったということです。
萎縮性胃炎を認めなかった場合
呼気テストで確認となります。
これで陰性なら居ないので終了。
今後ピロリ菌のチェックは生涯不要です。
呼気テストで陽性の場合は内視鏡診断不能のピロリ菌感染なので
除菌となります。
萎縮性胃炎が有ろうが無かろうが呼気テストやウレアーゼテストで陽性なら
除菌に。
萎縮性胃炎が有って陰性なら自然除菌で経過観察が必要となります。
分かりにくいんですよね
この辺り非常に間違いが多いので是非スペシャリストを探して受診してください。
自称内視鏡専門施設の素人内視鏡医は全ての内視鏡検査でピロリ菌チェックをしたり、
採血でチェックしたりしていますから注意が必要ですよ!!1
東京都練馬区で内視鏡なら
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